生命保険とは?

生命保険とは

月々の保険料は、保険の種類,年齢,保険金,給付金,保険期間,保険料支払期間等によって違ってきます。
必要な生命保険は個々の家庭によって違いますので、しっかりとした計画を立てる必要があります。

さて、生命保険の基本ですが、「主契約」と「特約」で成り立っています。
「主契約」とは生命保険の基礎となる部分で、主契約だけでも契約は成立します。

「特約」とは主契約にオプション的に付加することができ、保障内容を補てんまたは充実させるものです。
特約のみの契約はできませんが、複数の特約を主契約に付加することができます。

生命保険の「主契約」の種類ですが、「定期保険」「終身保険」「養老保険」に大別できます。
「特約」のほうは、各生命保険会社によって数多くの特約が用意されています。
定期保険
一定の保険期間内に被保険者が死亡、あるいは約款所定の高度障害状態になったときに保険金が支払われる保険です。
終身保険
保障が一生涯続く保険で、病気や不慮の事故などで被保険者が死亡・約款所定の高度障害状態になったときに保険金が支払われます。
養老保険
被保険者が保険期間中に亡くなったときには死亡保険金が支払われ、満期時に生存している場合には満期保険金が支払われる保険です。
「主契約」と「特約」についての考え方ですが、「定期保険」にしようか「終身保険」にしようかと迷ったときに、「この両者のそれぞれの特徴を持ち合わせた保険はないかな?」と思いませんか?

たとえば、「定期保険特約付終身保険」という保険商品がありますが、これは主契約の「終身保険」に、特約として「定期保険」が付いたものです。

このように、特約を付けることによって、自分の希望する保険商品に近づけることが可能になります。

生命保険の種類

生命保険の「主契約」の種類は、大きく分けると「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3種類ですが、これらに「特約」を付けることによって保障内容をより充実させることができます。

主契約の死亡保障に、「入院特約」「手術特約」などの特約を付けて、より保障を確実なものにするわけですが、 年を取れば取るほど、病気にかかるリスクは高くなります。
まして、がん・急性心筋梗塞・脳卒中などにかかれば、負担しなければならない費用も高額な場合があります。
そこで、考えられた特約が・・・
三大疾病保障特約
日本人の3大死因といわれるがん・心疾患・脳血管疾患を踏まえ「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」を対象とした特約で、三大疾病により(定められた条件の状態になったときに)、 死亡保険金と同額の三大疾病保険金が受け取れる特約です。
成人病入院特約
がん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病、高血圧性疾患の5大成人病で入院・手術したときに、入院給付金・手術給付金などが受け取れる特約です。
女性疾病特約
女性特定の病気(乳がんや子宮がんなど)、その他約款所定の病気で入院・手術した場合に、入院給付金・手術給付金などが受け取れる特約です。
女性ならではの、発症率の高い女性特定の病気があります。そういった病気が不安な方のために、「女性疾病特約」は存在します。
ところで、「リビング・ニーズ特約」という、余命6ヶ月以内と診断される場合に、死亡保険金の一部を自分で受け取れる特約があります。
この特約は保険料が不要です。定期保険や終身保険などの保険に付けることができます。

生命保険会社では、実に多くの特約を扱っております。
ご自身が不安に思われる部分についての特約は必ずあると思いますので、資料を取り寄せてみてください。

生命保険の選び方

毎月支払う生命保険の内容や、支払われる給付金額などはご存知でしょうか?

夫の死亡保障額は?

入院給付金は?

また、複数の保険会社に加入していて、同じような保険を2つも3つもかけている、 などということはありませんか?

主契約(生命保険の基礎となる部分)に自分のニーズにあっていない特約が付いている場合があります。

月々の保険料は、保険の種類,年齢,保険金,給付金,保険期間,支払期間等によって違ってきます。
必要な生命保険は個々の家庭によって違いますので、 死亡保障額や入院給付金、特約などの内容をチェックし、家族が加入している生命保険の保障内容をきちんと把握しておきましょう。

それと、「ご契約のしおり/約款」に目を通したことはありますでしょうか?

保険には『免責条項』といって、保険金を支払いできないケースについて定めた条件があります。
保険契約の対象となる事態が起きても保険金が必ず支払われるとは限りません。
しっかり加入保険の『免責条項』についても確認しておきましょう。


生命保険に加入する目的は、一家の大黒柱にもしものことがあったときに、残された家族の生活を維持することが一般的です。
月々の保険料が家計を圧迫するようであれば、負担の少ない保険を検討してみてはいかがでしょう?

生命保険は加入しているだけで安心してしまいがちですが、年齢やライフスタイルに合わせての見直しが必要です。
子供が生まれた、夫が失業してしまった・・・などのタイミングで見直してみることをおすすめします。

なお、生命保険の保険料の払込方法としては、「月払」、「半年払」、「年払」などの保険料払込方法の他に、 全保険期間の保険料を、全額前もって支払ってしまう方法があります。

この方法を利用すると、一定の割引が適用されますので、もしお金に余裕があるのであれば利用されたほうがお得です。