がんが心配

SCENE 4:親類が不幸にもがんになってしまった。もしかして家系?

親戚のオジさんががんで亡くなった…。そういえば、死んだお祖父さんもがんで亡くなったんだった…。

知り合いの葬儀に参列してきた。かわいそうに若いのにがんだったんだって…。そういえば、家にはがんで亡くなった人が多いな…。まさか!?

よく、「母方、父方の家系の一方、あるいは両方ががんで亡くなった人が多い家系なので、自分も含めた家系の多くががんになるかもしれない」と言う方もいらっしゃいます。 確かに遺伝と感じられることもあると思いますが、親類なのですから、「食事などを含めた生活環境が非常によく似ている」ということがあるともいえるそうです。

そしてその結果として、がんになる人が多いと思ってしまうのかもしれません。親戚にがんで亡くなった人が多い家系でも、食生活や生活環境などの似かよった環境要因を取り除けば、がんは予防できるかもしれません。

多くの年代で死亡原因のトップはがんです。やっぱり備えが必要では…。

だからといって安心は出来ません。残念な事実ですが、がんは日本人の死亡原因の上位にあがっています。日本人の死亡原因の約3割はがんでお亡くなりになっているのです。 また世代別・性別に見てみると、上位5番目までにはほとんどがんが入っていることがわかります。やっぱりがんには備えておきたいですね。

世代別死亡原因

世代別死亡原因(男性)

世代別死亡原因(女性)

資料:厚生労働省統計情報部「平成25年人口動態統計」

自分ががんで万が一のことがあっても、家族が安心して暮らしていけるために…。

あなたの大切な家族。自分ががんで万が一のことがあった場合でも、家族が今までの生活を続けていけるようにしっかりと準備しておきたいものです。

一般的にご主人様に万が一のことがあった場合の生活費は、現在の生活費の7割になるといったりします。 もちろん実際には、その金額で生活が成り立つのかをしっかり家族で話しあう必要がありますが、一つの目安として考えていただくと良いでしょう。 住居の形態や、パートナーが働いているかによって必要な保障額を調整する必要があります。