今朝のNHKの番組で、がんワクチンに関する特集が放映されていました。
がんワクチンといえば『丸山ワクチン』が有名ですが、現在研究がすすんでいるがんワクチンはがん細胞に多く含まれるペプチドに注目し、これに対する『免疫力』を高めることで増殖を抑制、消滅させていく治療法で、すい臓がんや肺がんの一部では今年中に認可されるものがでる。とのことでした。
従来の治療法である『手術』『放射線』『化学療法』に加え、第四の治療法として『免疫療法』が日本で確立される日もそう遠くはなさそうです。
また子宮頸がん予防ワクチンのように、それぞれのがんに予防ワクチンが開発される可能性もあるとのこと。
最近販売されている『がん保険』のなかには、ようやく従来の入院、手術重視型から、通院による化学、放射線治療重視のタイプがみられるようになりましたが、今後はこれに『免疫療法』が担保されるものがきっと出てくることと思われます。
医療の最前線ががん予防にむけて地道に努力を続けているのですから、いざという時、必ずしやお客様の役に立てるよう我々も努力しなければならぬとあらためて身の引き締まる思いでした。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.html