というわけで、スイッチバックを体験した小生、二日目はおとなしく、別府、湯布院を経て(ぜんぜんおとなしくない。)帰路に就く予定でしたが、どうしても心残りが。
それは、私の記憶が間違っていなければ、肥薩線にスイッチバックとループ線があるはず。ただし、そのためには、会議を途中で抜け出さねば。
社長本当にごめんなさい。
午前10時26分発の九州横断特急にて一路人吉めざし飛び乗ってしまいました。八代駅を過ぎると、列車はひたすら日本三大急流のひとつである球磨川沿いを走りつずけます。
折りしもの大雨の影響で川は増水し急流というよりは激流となっておりド迫力の景色でした。人吉の手前に一勝地という非常に縁起のいい名前の駅があり、停車中に記念乗車券を求めて駅舎へ。
すると一勝地~真幸(まさき)ゆきつまり一生幸せになれるらしいきねんきっぷを発見。ほどなく終着人吉駅に到着。ここで吉松行きのいさぶろう号なる観光列車にのりかえ。いよいよ、肥薩線のハイライト日本で唯一のスイッチバックアンドループによる山登りのはじまりです。
車内はレトロな雰囲気に加え、やはりここでも女性客室乗務員によるガイドつき、さらに各車両のモニターに先頭車両からの景色がうつしだされるというサービスぶり、吉松駅に着くまでの間、途中絶景ポイントで列車を止めてくれたり、各駅でたっぷりと停車記念撮影に協力をしてくれたり、ほんとうに、JR九州最高です。
皆様も九州を旅するなら、ぜひ鉄道の旅を企画してみてください。その際の行程についてのご相談はぜひ店長までお寄せください。
ちなみに吉松からは、隼人の風という列車に乗り換え、嘉例川駅下車、タクシーにて鹿児島空港、無事帰路につきました。